資産運用で年利5%を目指す!3つのポイントと計算方法を紹介
こんにちは!新・大家ライフスタッフの稲田です。
「効率的に資産を増やしたい」「どの金融商品を選べばいいか分からない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。低金利政策の日本では、銀行預金で資産を増やすことが難しくなりました。
しかし、投資を用いた資産運用では、年利5%を目指すことも可能です。この記事では、資産運用で年利5%を目指すポイントを紹介します。
●●● 資産運用の年利について知っておこう!利率との違い ●●●
資産運用を始める前に、年利についてきちんと把握しておくことが大切です。年利について把握しておけば、金融商品を選ぶときの参考になります。資産運用で失敗しないためにも、ここできちんと押さえておきましょう。ここでは、利回りとはどのようなものなのか、利率や騰落率、パフォーマンスとの違いについて紹介します。
利回り
利回りとは、投資した金額に対し、収益の割合を指す言葉です。1年間の「年利回り」のことを利回りと呼びます。利回りは、定期的に発生する利息だけでなく、商品を売却したときに発生する利益や損益のことも指します。
利回りの計算式は以下のとおりです。
・利回り=(分配金+売却益)投資元本×100
たとえば、元本300万円の金融商品を1年間運用し、5万円の分配金を受け取り310万円で売却したとします。300万円で買った商品を310万円で売却しているため、売却益は10万円です。
利回り=(5万円+10万円)÷300万円×100=5
上記の計算から、利回りは5%となります。しかし、実際の利回りを計算するには税金を考慮する必要があるため、あくまでも目安として参考にしてください。
利率との違い
利率とは、「年利率」とも呼ばれ、投資した商品から発生する利息の割合を指します。ほとんどは預金や債券に対して使われます。利回りは利息や売却損益など含めた割合のことですが、利率は利息の割合のみです。
騰落率との違い
騰落率とは、一定期間の中でどれだけ変化したか示すものです。たとえば、価格が1000円の運用商品が1100円になれば10%の上昇、800円になれば20%の下落となります。このように変動率を知ることで、今後の値動きの予測が可能です。利回りは、分配金を含んだ騰落率を指します。
パフォーマンスとの違い
パフォーマンスは、投資の運用成果や過去の値動きのことです。投資信託においては、ベンチマークと呼ばれる運用指標があります。このベンチマークに比べ、収益が多く出れば「パフォーマンスが良い」、収益が少なければ「パフォーマンスが悪い」と表現します。
利回りが10%でベンチマークが15%の場合はどうでしょう。利回りは高いため、数値的に悪くはありません。しかし「ベンチマークと比べるとパフォーマンスが悪い」と評価されます。このように、利回りとパフォーマンスは比例するわけではありません。
●●● 資産運用の利回りの計算方法!金融商品別に紹介 ●●●
金融商品ごとに利回りの計算方法を知っておくことで、どのような金融商品を選んだらよいか分かります。ここでは金融商品ごとの利回りの計算方法を紹介します。利回りの計算方法は少し複雑ですが、資産運用で年利5%を目指すためにも、しっかりと押さえておきましょう。
株式投資
株式投資は、将来利益を生みそうな会社の株式を購入し、売却益や配当金で利益を得る投資方法です。株式を購入することで「株主」となり、遊園地のチケットやレストランの割引券などの株主優待ももらえます。
株式投資には、以下の費用項目があります。
・売買手数料
・配当金
・税金
・売却損益
株式投資の利回りを求める計算式は以下のとおりです。
利回り=(売却損益+配当金-売買手数料-税金)÷元本÷運用年数×100
株式を長期間運用する場合は配当金ベースの「配当利回り」でも計算できます。
配当利回り=(1株あたりの配当金÷株の購入金額)×100
投資信託
投資信託(ファンド)は、複数の投資家から集めた資金をファンドマネージャーが運用する金融商品です。運用成果は、投資家それぞれの投資額に応じて分配されます。
投資信託は購入時に販売手数料がかかります。運用によって分配金を得る代わりに信託報酬や税金などを支払わなくてはいけません。
信託報酬とは、投資信託を管理・運用するための経費で、継続して支払う必要があります。信託財産留保額とは、投資信託を解約(換金)する際にかかる費用です。販売会社の解約時手数料とは別に発生し、投資信託の財産に組み入れられます。
投資信託の利回りを求める計算式は以下のとおりです。
利回り=(売買損益+分配金-販売手数料-信託報酬-信託財産留保額-税金)÷元本÷運用年数×100
不動産投資
不動産投資とは収益用不動産物件を購入し、第三者に貸し出すことで家賃収益を得たり、売却して利益を得たりする投資方法です。また特定の不動産を小口で購入する「不動産小口化商品」もあり、少額から始められるため流行しています。
不動産投資の費用項目には以下の種類があります。
・不動産の購入費
・家賃収入
・経費
不動産の経費には維持費や火災保険料、固定資産税といった項目があります。不動産投資の利回りを求める計算式は以下のとおりです。
利回り=(家賃収入-経費)÷不動産の購入費÷運用年数×100
家賃収益は空室状況によって変わります。空室になれば家賃収益は得られません。空室対策をすることで、利回りに大きな影響を与えます。
不動産小口化商品
「不動産小口化商品」は、高額な優良不動産を分割・小口化した商品です。この商品は、投資信託同様に不動産投資のプロが運用し、特に投資初心者の方にお勧めできる理由として、不動産投資が1口数万円から始められること、不動産の管理・手間が一切なしで預金感覚で始められること、銀行普通預金利*1の約数千倍の年利回りであること、が挙げられます。
*1:2022年1月1日付けの、日本銀行金融機構局より公表された情報では、普通預金・店頭金利平均0.001%
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●●● 資産運用で年利5%を達成させるポイント3つ ●●●
資産運用で年利5%を達成させるためには、運用計画をきちんと立てることが大切です。年利5%を達成させるためのポートフォリオを組み、分散投資でリスク回避していく必要があります。また長期的に運用することで「複利効果」も得られ、リスク回避も可能です。ここでは資産運用で年利5%を達成させるポイントを3つ紹介します。
ポートフォリオを組む
資産運用で年利5%達成させるためには、きちんとポートフォリオを組む必要があります。まずは自分の資産状況を把握し、どのように投資をしていけばいいか考えましょう。とはいえ、資産運用の経験や知識がない方は、最適なポートフォリオを組むのが難しいといえます。
初心者の方は、資産運用で成功している人のポートフォリオを真似たり、専門的な知識を持ったアドバイザーに相談したりするのがおすすめです。ポートフォリオは都度見直して組み替えられるため、まずは「守りの運用」「攻めの運用」と方針を決めて組んでみましょう。
また、少額から始められるものやリスクの低いものから始めてみるのもひとつの手段です。投資信託であれば運用はプロに任せられますし、不動産小口化商品であれば、少額で不動産投資ができ、管理や手間は一切かからないのでおすすめです。
分散投資をする
投資にはリスクが伴うため、リスクを回避しながら運用することが大切です。リスクを減らす方法のひとつとして、「分散投資」があります。
・資産・銘柄の分散
・地域の分散
・時間(時期の分散)
資産・銘柄の分散は、異なる金融商品に分けて投資することです。資産・銘柄は常に同じ値動きをするわけではありません。経済の動向や企業の業績によって、異なる値動きをすることがあります。その値動きの違いに着目し、一方で損失を出しても、別の銘柄で取り返せるように分散投資します。
地域の分散は、投資対象が存在する地域を分けて投資することです。資産は国の経済状況や為替変動などによって異なる値動きをする場合があります。そういった異なる値動きに着目し、地域を分散させることで、そういったリスクを軽減できます。
時期の分散とは、時期やタイミングを分けて投資することです。同じタイミングでまとめて投資するのではなく、「価格が高い時期には少なく、価格が低い時期には多く投資する」といったように、投資のタイミングを分散することでリスクを軽減します。
長期的に運用する
投資は中長期的に運用することで、利益が利益を生む「複利効果」が得られます。投資期間と複利効果は関係があり、投資期間が長ければその分複利効果も大きくなる傾向にあります。また投資期間を長くすれば、価格変動のリスクを抑えることができ、収益を安定させることが可能です。
投資をする際は、1年や2年といった短期間での利益を目指さずに、10年、15年と将来的に収益を得られるようにするのがよいでしょう。
●●● 年利5%目指すなら不動産投資がおすすめ! ●●●
収益物件の情報サイト「健美家」による調査結果では、2021年11月の不動産利回りは以下の表のとおりです。
(参考:収益物件市場動向マンスリーレポート/健美家:https://www.kenbiya.com/press/pre2021-12-01.html)
上記表から分かるとおり、不動産の利回りは7%を超えています。つまり不動産投資であれば、年利5%を達成させることが可能です。
また不動産はミドルリスク・ミドルリターンといわれています。空室リスクに気をつけていれば安定した家賃収入が得られます。また物件に手を加えることで、資産価値を高めることも可能です。
新大家ライフでは、空室対策や不動産投資に関わるコンサルティングを行っているため、不動産投資を始めてみたい方はぜひご相談ください。
まとめ:資産運用はやり方次第で年利5%を目指せる
資産運用で年利5%を達成させるには、金融商品の特徴を知り、適切なポートフォリオを組むことが大切です。また分散投資でリスクを回避し、長期的な運用で複利効果を狙うとよいでしょう。不動産投資や不動産小口化商品であれば、年利5%を目指しやすいため、おすすめです。
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