スタッフブログ

新・大家ライフスタッフ
最新情報を発信中!

家賃を上げたい… 大家さんが気をつけたい3つのポイント

更新日:2025年06月26日


こんにちは!新・大家ライフスタッフの尾崎です。

トランプ関税や、お米の価格高騰、外食チェーンの値上げなど、物価情報の話題が多いこの頃ですが、大家様の賃貸経営に直結する「賃料」の値上げについて紹介していきます。

最近、「急に家賃が爆上がりした!」というニュース、見かけたことはありますか?
実際に都内のマンションで、いきなり家賃が月5万円も上がったなんて話も…。これは誰だって驚きます。

「そろそろ家賃、見直したいな…」と考えている大家さんも多いと思います。確かに、修繕費・固定資産税・管理コスト…大家業の負担は年々増える一方。ですが、家賃を上げるときには慎重な対応が求められます

今回は、大家さんが家賃値上げをする際に気をつけたいポイントを3つにまとめてご紹介します。


①「相場を知らずに上げる」はNG

まず大前提として、家賃は自由にいくらでも上げられるわけではありません。賃貸借契約の多くには「相当の理由があるときは賃料の増減を請求できる」と記載されています。

なので、値上げをするなら、

  • 周辺相場との比較(同じ築年数・広さの物件と比べてどうか)

  • 固定資産税の上昇

  • 修繕費の大幅な増加

などの“根拠”をが必要です。

裁判所の判例では、10〜20%以内の値上げであれば妥当とされることが多いです。それ以上のアップを求めると、トラブルや訴訟のリスクも出てきます。


② 伝え方で印象が180度変わる

「来月から上がります」みたいな通知だけでは、入居者との信頼関係が崩れます。

できれば更新の2〜3ヶ月前には、

  • 値上げの理由

  • 今後の建物維持・サービス向上への意気込み
    を丁寧に伝えましょう。

たとえば、「共用部のLED化」や「宅配ボックス設置」など、付加価値があることをアピールできれば、値上げも納得されやすくなります。


③ 値上げが原因で“空室”に…のリスクも冷静に判断

値上げによって入居者が退去すると、結果的に空室期間が長引いて損失が増えるということもあります。

1万円の家賃アップで退去され、次の入居が決まるまでに3ヶ月かかると…逆にマイナスになることも。

値上げと空室リスクのバランスを考えることが、経営の鍵です。


まとめ

家賃の見直しは、大家業にとって重要な経営判断。ですが「伝え方」や「根拠の明示」を間違えると、トラブルの火種にもなりかねません。

入居者との信頼関係を大切にしながら、しっかり準備して、納得感ある家賃改定を目指しましょう。大家さんの丁寧な姿勢は、長く住んでもらう一番の秘訣かもしれません。

新・大家ライフでは、

定期的なセミナーの開催や賃貸経営に有効な情報を配信しています。

  • 賃貸経営や不動産管理だけではなく、確定申告や相続対策など資産管理に関する無料セミナーを開催

    セミナー情報はこちら
  • 最新の不動産情報やセミナー情報など、オーナー様にとって有益な情報をお届けします。

    無料新規会員登録

また、弊社で運営しております、

 お好きな金額で不動産投資ができる今話題の不動産小口化商品

 【不動産小口投資SOLS(ソルス)】もおすすめです。
SOLSホームページ