パリでは強制的な住宅エコで賃貸物件が激減しているそうです
みなさん、こんにちは!新・大家ライフスタッフの遊垣です。
いよいよフランスでのオリンピック開催が始まりました。今回、フランスでのオリンピック開催という事ことでフランスの賃貸市場の動向について少し興味が湧いたので調べてみました。
エネルギー効率悪い物件は賃貸不可能になる
「Je baisse, j’éteins, je décale ” (私は下げる、オフにする、シフトする)」
上記ワードは、フランスのラジオで流れている、家庭で時間田温度の調整をして節電するための広告スローガンだそうです。
ウクライナ戦争が始まってから電気やガス等の値段が上がる中でフランスでは政府から国民へ生活習慣を変えるように求めています。
今年1月に賃貸・分譲住宅に関わる法律が改正され、エネルギー効率の低いアパートやマンションは賃貸ができなくなってしまったようです。
パリを含めてフランスには戦前に建てられた建物が多い為、今回の厳しい規制に適合できない物件もあり、特にパリ市内では多くの物件が市場に出回らなくなってしまいました。
また、このような物件に投資している投資家にとっては家賃収入が無くなってしまうという懸念が出てきており、大きな問題となっているようです。
パリジャン紙によると、パリ市内の40%もの物件が今後断熱性能を高める等エネルギー効率の改善工事をしない限り賃貸できなくなってしまうようです。
何気なく見てみた動向ですが日本でも同じ「建築物の省エネ性能表示制度」が2024年4月以降開始されています。
(②建築物の販売・賃貸事業者は、販売等の際に省エネ性能の表示が求められます。現段階では努力義務に留まっています)
国土交通省サイトより抜粋
https://www.mlit.go.jp/shoene-label/
国境を越えたスポーツの祭典「オリンピック」を見ながら、エネルギー環境問題も国や地域を超えた地球規模の問題だと改めて感じさせられました。
毎回オリンピックでは様々な競技のチームや選手を応援する中、応援するこちらも沢山のエネルギーや感動を与えられます。
毎日続く猛暑の中、おうちでゆっくりオリンピック観戦を楽しみながら涼しくお過ごし下さい。
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