空室対策コラム 満足度で差をつける24時間利用可能ごみ置き場
更新日:2024年09月19日
残暑が厳しく秋の気配はまだまだ感じられませんが、二週連続の三連休が楽しみですね。夏が終わってく寂しさと引き換えに、過ごしやすい季節まで、もう少しです。今回コラムを担当させていただく、新大家ライフスタッフの花園です。よろしくお願いいたします。
毎年実施されている「賃貸契約者動向調査」(株式会社リクルート)において、7年連続で“満足度1位”に輝いているのが「24時間利用可能ごみ置き場」であることはご存じでしょうか。次に引っ越すときも「絶対欲しい」と言わせるその魅力を、空室対策や長期入居対策として取り入れてみましょう。
■大型物件でなくても工夫次第で実現可能
24時間利用可能ごみ置き場と聞くと、大型物件の一階に用意されたごみ集積スペースや、屋外設置の倉庫サイズのごみ置き場など、大掛かりな設備を想像することが多いようです。しかし、24時間ごみが出せる、という環境を整えるだけなら、近頃よく見かける「ごみ収集庫(ゴミステーション)」の活用によっても実現可能です。
【物置タイプ】… 設置スペースに余裕がある場合は物置タイプのごみ収集庫を検討できます。利点は、高さがあるぶん多くのごみを収納でき、庫内を「上段は資源ごみ、下段は可燃ごみ」等に区分けるのも容易であること。
ビンや缶のごみを数日前から捨てられる便利さは大きな魅力です。難点は導入・維持のコストと、どこかあか抜けない見た目です。
【ストッカータイプ】…スペースや予算に余裕がない、またはそれほど容量が必要ない場合には、腰高程度のストッカータイプが適しています。値段も手ごろでスッキリとした見た目の製品が多く、入居者も扱いに迷いません。ただし、容量が少ないぶん複数種類のごみを同時に保管するのには向かず、入居者メリットは「前夜のうちにごみを出せる」程度に留まりがちです。
■ポイントは容量と運用方法
ごみ置き場を24時間化する際の最大の注意点は、なんといっても収集庫の容量。物件から出るごみの容量をしっかり推測しないと、収集庫からごみが溢れる悲惨な状況に陥ります。また、ごみ出しルールの周知や定期的な清掃を徹底しないと、あっという間に「汚いごみ置き場」に。入居満足度を高めるための設備だからこそ、清潔感に気を配って厳格に運用していくことが大切です。
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