【大家さん必見】エアコン2027年問題とは?エアコンの値上げと品薄に備えましょう!
更新日:2025年09月10日
大家ライフ会員の皆様、こんにちは!
新大家ライフスタッフの松井です。
不動産経営をされている皆様にとって、エアコンは入居者様の満足度を左右する重要な設備ですよね。
さて、今回はそんなエアコンに関する、ちょっと気になるニュースをお届けします。
ずばり、**「エアコン2027年問題」**です。
あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、これは私たち大家さんの経営に直接影響する、とても重要な問題なんです。
「エアコン2027年問題」って何?
簡単に言うと、「2027年度から、安いエアコンが手に入りにくくなり、エアコン全体の価格が高くなる可能性がある」という問題です。
これは、経済産業省が定める家庭用エアコンの省エネ基準が、2027年度から大幅に引き上げられるため。
地球温暖化対策の一環として、エアコンのエネルギー消費量を減らすことが目的です。
この新しい基準を満たせない製品は、2027年度以降は製造・販売ができなくなってしまいます。
では、この問題が私たち大家さんにどんな影響を与えるのでしょうか?
1.安価なエアコンが市場から消える
現在、手頃な価格で導入しているスタンダードモデルのエアコンは、新しい省エネ基準をクリアできない可能性が高いと言われています。そのため、2027年以降は安価なモデルが市場から姿を消し、価格帯が全体的に高くなることが予想されます。
2.エアコン本体の価格高騰
新しい基準を満たすためには、エアコンの高性能化が不可欠です。その結果、エアコン本体の価格が全体的に上昇することが考えられます。
3.2026年度の駆け込み需要による品薄・価格高騰
「安いうちに買っておこう」と考える方が増え、2026年度中には「駆け込み需要」が発生する可能性があります。そうなると、年度末にはエアコンが品薄になったり、価格がさらに高騰したりするかもしれません。
今からできる対策は?
入居者様の入れ替わりや、設備の更新時期に合わせて、エアコンの買い替えはいつか必ずやってきます。
そこで、2027年問題に備えて、今からできる対策を考えておきましょう。
1.買い替えを検討している物件は、早めに手配を!
もし近いうちにエアコンを買い替える予定があるなら、2026年度中に済ませておくことを検討しましょう。駆け込み需要が本格化する前に、お得に購入できるかもしれません。
2.既存のエアコンを最大限活用する
まだ使えるエアコンは、クリーニングで機能を回復させ、長く利用することも有効な選択肢です。エアコンの効きが少し落ちていると感じたら、プロの業者に依頼してみるのも良いでしょう。
3.情報収集を怠らない
今後の値上げや在庫状況について、最新の情報を常にチェックしておくことが大切です。不動産情報や家電量販店の動向に注目しておきましょう。
まとめ
「エアコン2027年問題」は、私たち大家さんにとって、コスト面で大きな影響を与える可能性があります。
入居者様の快適な暮らしを守るためにも、この問題を念頭に置き、計画的な設備投資を心がけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後も大家さんの経営に役立つ情報を発信していきますので、どうぞお楽しみに!
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