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空室対策にPOPが有効的?賃貸オーナーでも気軽にできる方法


こんにちは!新・大家ライフスタッフの稲田です。

「空室対策にPOPって効果あるの?」「どのようにPOPを使えばいいの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。POPは費用がかからないため、手軽に取り組める空室対策ですが、活用の仕方によって良くも悪くもなります。しかし、POPをうまく活用することで、内見時の印象もアップし空室対策につながります。

この記事では、POPを活用するポイントや注意点を紹介します。POPを使うか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

賃貸マンションの空室対策にPOPが効果的な4つの理由

空室対策としてPOPを利用するメリットには、費用がかからないため取り組みやすい点にあります。また内見時には、担当者に代わって物件の特徴をアピールできたり、目立ちにくい場所をアピールしたりと、さまざまなメリットがあります。

ここでは、空室対策にPOPが効果的な理由を4つ紹介します。

 

費用がかからない

空室対策にはさまざまな方法がありますが、その中でもPOPは費用がかからず、取り組みやすい空室対策です。リノベーションや広告の掲載、家賃を下げるといった空室対策は、100万円近くかかる場合もあります。POPは紙やインク代などで済むため、比較的安価でできるのが魅力です。

 

漏れなくアピールできる

POPを貼ることで、物件の特徴を余すことなくアピールできるのがメリットです。内見の時間は限られているため、入居希望者が物件の特徴をすべて見てくれるとは限りません。しかし、目立ちにくい場所でもPOPを貼っておけば、しっかりアピールできます。

また実際に住んでみないと分からないことや気づかないことも伝えることが可能です。たとえば「防音性の高いクロスを使用しているため、隣人の生活音が聞こえにくい」といった、住まないと分からないことがアピールできます。内見時に立ち会った営業マンも、POPがあることで伝え漏れが少なくなります。

 

担当者に代わって営業してくれる

内見が現地対応の場合、営業マンが立ち合わなくても、POPがあることで代わりに営業してくれます。

内見方法には、営業マンやオーナーと立ち会い、鍵借り、現地対応などがありますが、内見率を上げる効率的な方法は現地対応です。入居希望者と営業マンのスケジュール調整する必要がないため、現地対応にすることで内見率アップに期待ができ、POPも有効活用できます。

 

競合物件との差別化

競合物件がPOPを活用していなければ、差別化を図れます。POPがある物件のほうが、物件の特徴をアピールできるだけでなく、印象に残りやすくなります。イラストやオリジナルキャラクターを入れると、さらに親しみやすくなるでしょう。

 

空室対策でPOPを活用するデメリット

POPにはメリットばかりではなく、デメリットもあります。それは、時間の経過によって剥がれ落ちてしまう可能性があることです。内見者が剥がれ落ちたPOPを目にすれば、「管理が行き届いていない」と印象が悪くなります。

ほかにも、POPを多く貼りすぎると売り込み要素を強く感じてしまうでしょう。

ここでは、POPを活用するデメリットについてくわしく解説します。

時間の経過で剥がれ落ちれば印象が悪くなる

POPは時間の経過で剥がれ落ちる可能性があります。POPは付箋やラミネート加工したものをテープで貼り付けるのが一般的です。しかし、時間の経過によってテープの粘着力が落ち、剥がれ落ちる可能性があります。

内見時に剥がれ落ちたPOPを目にすれば、「管理が行き届いていない」「適当な会社」といった悪い印象を持つでしょう。定期的にPOPを貼り直すといった管理が必要です。

 

POPの内容や数によっては売り込み要素が強く感じる

物件の魅力や特徴をPOPに記載しますが、文章の内容によっては、売り込み要素を感じてしまう恐れがあります。また貼られている数が多ければ、しつこいと感じたり、アピールしたいポイントが薄れてしまったりします。

POPの数が多ければ、いいというわけではなく、文章の内容もシンプルに伝えることが大切です。

 

空室対策でPOPを有効活用するポイント

POPは活用の仕方によって、よくも悪くもなります。たくさん貼ればいいわけではなく、目立ちにくい場所やリフォームを予定しているところに貼るのがポイントです。そして必要な情報だけに絞り、シンプルにすることで伝わりやすくなります。

ここではPOPを有効活用するポイントを5つ紹介します。

内見時に目立ちにくい場所へ貼っておく

POPは目立ちにくい場所に貼っておくのがポイントです。内見時に、入居希望者が室内の特徴をすべて見てくれるとは限りません。目立ちにくい場所に貼っておくことで、きちんとアピールできます。また立ち会った営業マンも、カンペ代わりになり、漏れなく魅力を伝えることが可能です。

 

リフォームを予定しているところに貼る

室内の一部をリフォームする予定がある場合は、どのようにリフォームするかを記載するのがポイントです。特にリフォームで印象がよくなる部分は、きちんとアピールすべきでしょう。「ガスコンロをIHコンロに変更」「和式トイレを洋式トイレに変更」など、人気設備の導入はしっかりとアピールすることが大切です。

 

必要な情報に絞る

POPは必要な情報に絞り、シンプルに伝えるのがポイントです。POPはいくつも貼ればいいわけではありません。貼り過ぎれば、内見者は「しつこい」と感じる可能性があります。そのため、「どの場所をアピールしたいか」慎重に考えて貼るといいでしょう。

一通り貼ったら、違和感がないか、貼りすぎていないか確認することが大切です。POPに記載できる文章も限られているため、文章量、文字の大きさなども、配慮する必要があります。

貼付したPOPは、第三者にチェックしてもらうと、客観的な意見が聞けるのでおすすめです。

 

情報だけでなく、入居者にどのようなメリットがあるか記載する

POPの文章はシンプルにすることも大切ですが、情報だけでなくメリットをしっかりとアピールすることが大切です。

「二重サッシ」「防音性の高いクロス」だけでなく、「二重サッシで冬も暖かく過ごせます」「防音性の高いクロスで生活音が気になりません」など、入居者にとってのメリットを記載することで、入居者に響きやすくなります。

 

定期的に確認する

POPが剥がれていないか、情報が古くないか定期的に確認することも必要です。POPは時間の経過によって剥がれてしまう可能性があります。内見時にPOPが剥がれていれば、「管理が行き届いていない」と印象が悪くなり、POPが裏目に出てしまうでしょう。

またPOPの内容が古いまま、その情報を信じて契約すればトラブルになる可能性もあります。POPは貼って終わりではなく、剥がすまで定期的に管理しましょう。

 

専門家に相談する

どのように貼ったらいいか、どのようにアピールすべきか、専門家に相談するのがおすすめです。POPは文章の内容や貼る場所によって、印象がよくも悪くもなります。専門家に相談することでPOPの効果を最大限に高められるでしょう。

不安な方は、管理会社や不動産コンサルタントに相談してみてください。

賃貸マンションで役立つPOP文例

ここでは賃貸マンションやアパートに掲載する、POPの文例を紹介します。これからPOPを活用したいと考えている方は、ぜひ取り入れてみてください。

 

・東向きで、明るく過ごしやすいお部屋です。

・室内クロスは全て貼り替え済!

・新品LEDシーリングライトで明るさ抜群!

・長期優良住宅の認可を受けた、人気のあるお部屋です。

・床下収納付き!食材や日用品をまとめ買いした時は、この収納庫を利用してください!

 

まとめ:POPをうまく活用すれば賃貸マンションの空室対策になる!

POPは費用がかからず、空室対策の中でも取り組みやすい方法です。しかし、活用の仕方によってはよくも悪くもなるため、文章や貼る場所は慎重に考えなくてはいけません。印象に残るようなPOPを作成し、競合物件との差別化を図ってみてください。

 

POPの有効活用方法を含め「不動産経営について知りたい」「賃貸経営が成功するか心配」といった不安のある方は、「新・大家ライフ」へご相談ください。

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