IoT賃貸住宅のススメ！

更新日：2023年05月08日

皆さん、こんちには！新・大家ライフスタッフ眞下です。

少し前からよく耳にする機会が増えたIoT（Internet of Things）！

IoTを活用した賃貸住宅は賃貸入居者の生活にどのようにメリットがあるのかついて今回はお話させていただきます。

IoTって何？

身の回りのあらゆる通信機能とセンサーを持ったモノをインターネットと繋げることです。今までパソコン、スマホをインターネットに繋げて使用していたように、これからはスマホ、パソコンにとどまらずありとあらゆるモノをインターネットと繋げ、モノから情報を収集し、分析し、より便利に活用することが期待されています。

賃貸物件についてもIoTの導入により入居者の生活をより快適にする可能性が広がっています。

IoT導入するには？

I0Tに必須な条件としてインターネットへの接続ができる環境が必要です。

※入居者が賃貸物件に求める設備でインターネット無料が上位なのはここ数年変わらず、但しコロナ以降通信速度などの快適性を重要視する傾向が高まっています。今後も入居者のネット回線に関する注目度は高く推移することが予想されます。

まだインターネット無料導入前の大家様はぜひこの機会にご検討いただけましたら幸いです。

IoTに対応した機器についても家電メーカー各社、TV、エアコン、洗濯機、自動掃除機、加湿器等使用頻度の高い製品についてはますます普及が進んでいくと予想を立てています。例えば最近のTVは、Netflix、YouTubeなどの視聴ができるのはIoT化のメリットの一つです。

快適にIoT機器を操作するために必要なスマートフォンの普及率も総務省の調査で７９．７％にまで上がっていることや５Gなど高速で大容量の通信が可能（最大４Gの１００倍の速度）となったことにより、IoT化は今後も加速して進んでいくと考えられています。

IoT機器の導入のメリット

・スマートロック

誰でも一度は外出先で、鍵をかけたか不安になったり、鍵を忘れたり紛失した家族のために一度外出先から戻った経験がおありではないでしょうか？スマートフォンによる鍵の開閉によりその不安を解消してあげることができるとしたら入居者の生活から不安材料を一つ無くしてあげることができるのではないでしょうか。

スマートロックにもさまざまなタイプがあるため、マンションの入居者ターゲットに合わせた設備を設置することで不安と煩わしさを解消してあげられるのではないでしょうか。

スマートロックIoT対応機器を玄関ドアに設置し登録したスマホをもち玄関に近づくことで自動車のスマートキーのように鍵の開閉はできます。オートロック機能搭載のものもあるので、賃貸設備として人気の高いオートロック機能をつけれるだけでなく専用アプリにより鍵開閉の確認できます。お子様をお持ちであれば帰宅を把握することができ、オートロック機能が働かなかった場合でも遠隔で外から鍵の施錠をすることもできます。

・スマートインターフォン

ネットショッピングの利用者は５０％を超え、再配達が問題になっていますが、モニターフォンが鳴って家の中にいたにも関わらず受け取れなかった経験のある人が５人に１人いるというアンケート結果があり、

理由として

１．手が離せなかった　２．来客者不明でなかった（インターフォン機能のみ）　３．間に合わなかった　４．その他

上記理由の１～３であればスマートインターフォンの機能により解決することが可能です。

例えば、専用アプリを入れることで予め登録した番号へ連絡が入り映像をリアルタイムで確認し来客対応できる機能があるため、すぐ対応できない場合でも、荷物を外においてもらうなどその場で対応ができます。もちろん外出先からでも対応可能です。

自動録画機能もあるため子供だけでお留守番している際、親が代わりに対応することもできる上、録画機能もあるため防犯面でも安心を提供することが可能です。

本体価格は１５，０００円前後の商品から提供されており、乾電池式、バッテリー式など配線工事も不要のものもあります。

Wi-Fi環境が整っていれば比較的費用を抑えて設備として導入可能となっております。

・スマートコントローラー

IoT機能が搭載されていない家電についても赤外線による通信機器であればスマートコントローラーを導入することによって、スマホにアプリを入れスマホからスマートコントローラーへ指示を送り家電を操作することが可能です。

遠隔操作が可能なため外出先からスマホを使いエアコンを帰宅前に操作し、快適な温度になった部屋へ帰宅することもできます。照明を消し忘れた際はスマホから操作できますし、防犯面で一日中照明をつけている方も、外出先からランダムな時間に操作できれば、電気代の節約に繋げることもできます。