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空室対策として有効なリフォームは?ポイントも解説

更新日:2022年06月22日


 

空室対策としてリフォームを検討する方は少なくありません。

しかし、適切なリフォームを実施しないとリフォームの効果を発揮できず、費用だけがかさんでしまうケースも多いです。

そういった事態にならないためにも、本記事では、空性対策として有効なリフォームをするために押さえておくべきポイントについて解説します。

 

 

空室対策としてリフォームを行う前に確認するべき内容

空室対策としてリフォームを行う際のポイントを押さえておくことも重要です。
ポイントを理解せず安易にリフォームをしてしまうと、後悔する事態に陥りかねません。
こういった事態を避けるためにも、以下で解説する5つのポイントの内容をよく理解するようにしてください。

 

空室の原因を把握しているか

空室の原因には、家賃や老朽化、立地など、さまざまな原因が考えられます。

例えば、家賃が相場よりも高いことが原因で、空室が発生している場合には、リフォームをしたとしても効果的な空室対策にはなりません。

その一方、建物や設備の老朽化が原因で空室が発生している場合には、空室対策としてリフォームは非常に有効です。

 

リフォームには多額の費用が必要になるケースが多いため、空室対策として実施する前に、空室の原因を把握してリフォームが本当に効果的なのかを慎重に検討するようにしてください。

 

他の空室対策は実施したか

空室の原因が複数ある場合には、リフォームを行う前に、他の空室対策を実施しましょう。

仮に広告の見直しや家賃を相場に合わせるといった他の空室対策によって空室問題が解消されたとしたら、リフォームは当面必要ありません。

ただし、建物や設備が老朽化している場合には、空室対策として将来的にリフォームをする必要があるため、空室対策としてリフォームを実施しなかったとしても、リフォーム資金を確保しておくようにしてください。

 

 

空室対策として有効なリフォーム

空室対策としてリフォームを行うとしても、さまざまなリフォームがあります。

どのようなリフォームがあるのかを知ったうえで、ご自身の所有する物件に適したリフォームを施すようにしてください。

内装を更新する

老朽化によって部屋の内装の見た目がわるくなっている場合には、「壁紙・床」のリフォームがおすすめです。

「壁紙・床」のリフォームは、部屋の印象を左右する重要なポイントであるため、更新するだけで部屋の印象が非常に良くなります。

また、比較的安価でリフォームが可能なため、費用対効果が高いリフォームです。

 

水廻りの更新する

水廻り関係の設備を更新することも、空室対策として有効なリフォームになります。

日々の生活に欠かせないインフラであるため、入居希望者も重視するポイントであるためです。

ちなみに、水廻りのリフォームで、有効なのが以下のリフォームになります。

 

・3点ユニットバスを風呂トイレ別に変更する
・トイレを最新設備のものに入れ替える
・追い炊き機能付きの給湯器に変更する
・キッチンをシステムキッチンに変更する

 

ただし、学生が多いエリアなど、家の使い勝手よりも家賃の安さを重視するエリアの場合は、リフォームが逆効果のケースもあるため、所有している物件があるエリアの分析を先に行うようにしてください。

 

最新の設備に更新する

最新の設備を導入することも、有効なリフォームのひとつになります。

例えば、以下のようなリフォームです。

 

・防犯カメラの導入
・オートロックの導入
・無料のインターネットの導入
・宅配ボックスの導入

上記の防犯カメラやオートロックを導入すると、物件のセキュリティが向上します。

このように、費用はかかりますが、設備を導入することでターゲットの幅を広げることができるため、費用対効果の高いリフォームです。

空室対策としてリフォームを行う際のポイント

空室対策としてリフォームを行う際の、ポイントを押さえておくことも重要です。

ポイントを理解しておらず安易にリフォームしてしまうと、後々後悔する事態に陥りかねません。

こういった事態を避けるためにも、以下で解説する5つのポイントの内容をよく理解するようにしてください。

 

費用がかかるリフォームは優先度を下げる

費用がかかるリフォームは優先度を下げるようにしましょう。

低予算で効果の高いリフォームがあるなら、それがベストであるためです。

とはいえ、水回りのリフォームなど、費用がかかるリフォームのほうが効果的な場合もあるため、必要だと判断したら費用がかかるリフォームも検討する必要があります。

 

リフォームをする際は、効果的なリフォームを洗い出してから、優先順位をつけて、予算に見合ったリフォームをするようにしてください。

 

入居者のニーズを見極める

入居者や物件のあるエリアのニーズを見極めることも、空室対策としてリフォームをする際に非常に重要です。

例えば、水廻りのリフォームしたほうが、入居者の印象が良くなるのに、外壁の塗装をしてしまうと、効果が薄くなってしまいます。

 

入居者や入居希望者のニーズに合ったリフォームを実施することで、初めて本来の効果を十分に発揮することを覚えておいてください。

なお、そのためには、入居者や入居希望者がどういった設備や内装などを重視しているのかを、分析して掴むことが重要になります。

自分自身で分析するのが難しい場合には、管理会社などの専門家に相談するようにしましょう。

適切なアドバイスをしてくれるはずです。

 

相見積もりをとる

空室対策としてリフォームを行う場合には、必ず相見積もりを取得するようにしてください。

複数のリフォーム会社から相見積もりを取得することで、コストを比較してリフォーム費用が安い業者に依頼できるためです。

ただし、相見積もりを取得した際に、安いからという理由だけで、安易に業者に依頼しないでください。

中には悪質な業者も存在するため注意が必要です。

業者の現地調査に立ち会ったり、担当者の対応を確認したりしたうえで、信頼できる業者に依頼するようにしましょう。

 

費用対効果を検討する

リフォームの費用対効果をよく検討することも重要になります。

他の空室対策と比較してリフォームは費用がかかるため、コストに見合った効果がないとリフォームをやる意味がありません。

例えば、リフォームをしたとしても、建物全体が老朽化しており、一部のリフォームでは効果がない場合もあります。

多額の費用がかかるリフォームを成功させるためにも、コストに見合った効果があるのかを、慎重に判断するようにしましょう。

 

補助金を検討する

賃貸物件のリフォームをする際に活用できる補助金は複数あります。

例えば、以下の補助金です。

・長期優良住宅化リフォーム
・高性能建材による住宅の断熱リフォーム
・住宅セーフティネット制度による補助金

上記の補助金は、要件を満たしさえすれば、賃貸用物件でも利用することができます。

 

リフォームを行う際は、補助金の活用を視野に入れたうえで、資金計画を立ててリフォームを行うようにしてください。

 

まとめ:空室対策なら適切なリフォームを知ろう

空室対策としてリフォームは有効ではありますが、費用がかかるなどのデメリットもあるため、安易に実施するのはおすすめできません。

リフォームを行う際は、空室の原因やエリアの特徴などを把握したうえで、効果的なリフォームを行うことが重要です。

 

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