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空室対策6選!事前に押さえるべき注意点も解説


こんにちは!新・大家ライフスタッフの稲田です。

所有している賃貸物件が空室になってしまい、悩んでいるオーナーは多いです。

中には空室対策を検討していても、どのように空室対策を実施すればよいのか分からず悩んでいるオーナーもいます。

本記事では、6つの空室対策と注意点について解説していきますので、参考にしてください。

 

●●● 空室対策が必要になるケース ●●● 

賃貸経営をしている中で、空室対策が必要になる原因は多数あります。

空室になっている原因を理解して、適切な対処を施せるようにしましょう。

 

広告や宣伝方法が適切でない

賃貸物件で空室ができる原因の一つに、入居者の募集方法が適切でないケースがあります。

例えば、入居者を募集するための物件を紹介するチラシが白黒で物件の魅力が伝わりづらかったり、キャッチコピーが入っていなかったりして他の物件と差別化できていないと、入居者はなかなか集まりません。

このように、入居者を募集する業務が適切でなく、空室が発生しているケースもあるため、管理会社がどういった形で入居者を集めているかを確認することが重要です。

 

周辺環境が変化

周辺環境が変化したことで賃貸需要が下がり、空室が発生してしまうこともあります。

例えば、近くに競合物件ができることにより入居者が集まりにくくなっているケースや、大学が移転したことでエリアに住む学生が少なくなってしまっているケースです。

上記のような周辺環境の変化は、敏感に掴むことで迅速な対応ができるため、定期的にエリアを調査・分析するようにしてください。

 

物件が老朽化

物件が老朽化したことで、家賃に対して物件の質が落ちてしまっても、入居者は集まりにくくなります。

具体的には、外壁が劣化したことで物件の見た目が悪くなっていたり、新しい設備が入っていなかったりして他の物件と差別化できていないと、入居者集めに苦労するはずです。

築年数が経過して建物が老朽化している場合には、家賃相場を確認して家賃を値下げするなどの対策を講じるようにしましょう。

 

●●● 効果的な空室対策6選 ●●● 

空室になっている原因を把握できたら、その原因に対して有効な空室対策を行うことが重要になります。

以下で解説する6つの空室対策の内容をよく理解するようにしましょう。

 

募集資料を見直す

マイソクなどの募集チラシや資料に問題がある場合には、募集資料の見直すことが有効な空室対策です。

具体的には、以下を心がけてみてください。

  • 写真の取り直し
  • ホームステージングを活用する
  • 近隣の情報を充実させる

上記の対策を講じることで、物件の魅力をより伝えることができます。

 

敷金・礼金を下げる

敷金・礼金を他の物件よりも下げたり、無くしたりすることで差別化が可能です。

実際、入居者にとって敷金・礼金がゼロ円の物件は非常に魅力的であるため、すぐに入居者が決まることも珍しくありません。

どうしても入居者が決まらない場合は、敷金・礼金の値下げを検討してみてください。

なお、どちらか一方のみを値下げするのであれば、敷金は原状回復ための費用であるため、礼金がおすすめです。

 

家賃を下げる

周辺相場と比較して家賃が割高の場合は、家賃を下げることも空室対策として有効です。とはいえ、安易に家賃を値下げするのはおすすめできません。

家賃が下がると収入も下がってしまうため、本当に家賃が高いことで空室ができているのかを確認したうえで、慎重に行うようにしてください。

家賃を下げるのはコストをかけずすぐに実行できる空室対策のため、やってしまいがちですが、空室の原因を把握してから行うようにしましょう。

 

設備を新しくする

導入していなかった新しい設備を導入することも、有効な空室対策です。

例えば、防犯カメラやオートロックなどの導入でセキュリティが向上すると、他の物件との差別化ができ、入居者が増えやすくなります。

上記のように、整備を導入することでターゲット層を広げるだけでなく、競合物件との差別化を図ることが可能です。

 

外壁塗装を行う

老朽化によって外壁の見た目が悪くなっている場合には、外壁塗装を行うことが有効な空室対策になります。

建物の見た目をよくでき、入居希望者が良い印象を持ってくれる可能性が高いためです。

ただし、外壁塗装は数十万〜数百万円の費用がかかるので、費用対効果をよく検討したうえで実施するようにしてください。

 

リフォーム・リノベーションする

建物が老朽化してきたことが原因で空室ができているのなら、リフォームやリノベーションすることが有効な空室対策です。

例えば、水廻りの設備の入れ替えや内装の改装などを行うことで、入居希望者からの印象の改善が期待できます。

ただし、リフォームやリノベーションは多額の費用がかかるため、本当に必要なのか、よく検討するようにしましょう。

 

●●● 空室対策をする際の注意点 ●●● 

空室対策をする際は、注意点を理解しておくことが重要です。

闇雲に空室対策を行ったとしても、十分な効果が発揮できません。

空室対策をする際の注意点について解説していくので、内容をよく理解するようにしてください。

 

空室が続いている原因にあった空室対策なのかを見極める

空室対策と言っても、空室が続いている原因にあった対策を実施しないと、十分な効果は発揮できません。

例えば、家賃が相場よりも高いことが原因で空室ができているのに、外壁塗装をしても空室対策の効果は見込めません。

こういった事態を防ぐためにも、まずは空室が発生している原因を把握したうえで、適切な空室対策が何なのか、慎重に検討しましょう。

 

費用対効果が見合っているのかを見極める

リフォームなどの費用がかかる空室対策を行う場合、費用対効果を見極めることが重要です。

費用対効果が高くないのに、リフォームやリノベーションを実施してしまうと、賃貸経営自体が圧迫されてしまいます。

そういった事態を防ぐためにも、事前にシミュレーションを行って、資金の回収時期などを把握しておくようにしてください。

 

物件があるエリアに住んでいる人のニーズにあった対策を行う

物件があるエリアに住んでいる人のニーズが把握できていないと、適切な空室対策はできません。

ニーズを把握せずに空室対策を実施してしまうと、的外れな対策を講じてしまうためです。

では、どのようにして物件があるエリアに住んでいる人のニーズを把握すればいいのでしょうか?

 物件があるエリアに住んでいる人のニーズを把握するには、以下の3つの方法があります。

  • インターネットで物件のあるエリアを調査する
  • 賃貸仲介管理会社にヒアリングをする
  • 物件周辺を自分で調査する

上記の中でも、インターネットでの調査であれば、物件の近くに住んでいないオーナーでも、物件のあるエリアの調査が可能です。

 

ただし、周辺環境や住んでいる人など、賃貸経営において重要な情報の中には、現地でないと得られない情報もあるため、遠方に住んでいる場合でも、たまには現地を自分の足で調査することをおすすめします。

 

まとめ:適切な空室対策をして賃貸経営を改善しよう

空室に悩んでいるのであれば、空室対策を施す必要があります。

しかし、一言に空室対策といっても複数あり、効果的な空室対策をするためには、空室の原因を把握しておくなどの注意点を理解しておかなくてはいけません。

そこで、本記事では、6つの空室対策と注意点について解説してきました。

賃貸経営をしていて空室対策を実施しようと検討している方は本記事を参考にしてください。

 

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